今回のリーダー塾のカリキュラムはフィールドワークです。
柏崎で新しい取り組みを行っている「現場」を見学し、その仕掛け人から直接お話を伺いました。
最初の見学先は「haconiwa」です。「民間がつくる公園」をテーマに、さまざまな世代の人々が楽しめる憩いの場となっています。今回は、haconiwaの見学に加え、それを手がけた八幡開発株式会社の代表取締役社長・飯塚さんからお話を伺いました。
飯塚さんは柏崎リーダー塾の第1期生で、塾での学びをきっかけに人と人とのつながりに興味を持ち、塾卒業後も都市計画の勉強会に参加するなど、意欲的に行動されてきました。
「不動産」を軸に「まち」を盛り上げる方法を考えた結果、事務所の隣にベーグル屋「Biwajima Bakery」をオープン。さらに、古い工場を活かし、民間がつくる公園「haconiwa」を開設しました。
「haconiwa」は、もともとあったサッシ工場をリノベーションした施設です。古いものと新しいものを融合させた手法や、地元の大学と連携した若者との関わり方、多様な体験の場としての活用方法などを紹介いただき、この場所を通じて見えてきた課題や、今後の柏崎への想いを語ってくださいました。
さらに、今後の展望として、新たに柏崎で子どもたちの居場所づくりを構想しており、「自由に学び、体験できる場所を創っていきたい」という夢をお話しいただきました。
6期生たちは飯塚さんの話に真剣に耳を傾け、大事なポイントをメモしながら、積極的に質問する姿が見られました。今回のお話を通じて、「まちの人々がどうすれば幸せに暮らせるのか」を、生活者や利用者の目線で考えることの大切さを学ぶ機会となりました。



