現状認識と課題把握研修④を実施しました (10/9)
2019年10月9日(水)夜、現状認識と課題把握研修として
柏崎シルバー人材センター青木氏、柏崎ポーターズ小池氏のお二方から講話をいただきました。
1.柏崎シルバー人材センター 青木氏 講話
「いまのシルバー人材センター」
柏崎のシルバーには1300人が会員登録。
かつては草取りが主だとみられたが、今は軽作業(サービス業)が中心。
人材とニーズのミスマッチを解消すべく、提案型営業(マッチング)を開始。
シルバー人材は、働くことに生きがいを感じる日本人の気質にあった組織。
「柏崎の先進的取組」
シルバー会員減少の原因に気付いた柏崎。
「自分に合った仕事」を重視し、野菜作りのように80才の技が輝く仕事を創出。
潜在的だが切実なニーズを新しいサービス(ゴミ出し代行)にした。
「やまゆりの事例」
収入だけが目的ではない。無償でもやりがいを求めて参加している。
同時に、ボランティアだから持続可能な経営モデルとなった。
店員が減るどころか増える。120人→150人に。楽しいから辞めない。
社会貢献度の高い事業を、市内全域に会員が住むシルバーだから実現できる。
「人の役に立ちたい」人は多くいる。その力を活用するには仕組み作りが有効。
2.柏崎ポーターズ 小池氏 講話
「消防を辞めて、自分がしたい事業を始めたかった」
消防・救急の仕事で助けた人、助けられなかった人がいた。
自分が助けたい人を助けに行きたい。(消防救急は通報されて出動)
意欲と体力があるうちに、早く消防を辞めて起業したかった。
起業前、異業種にヒアリングを多数。自分の事業プランを聞いて回った。
「訪問介護タクシー開業」
法制度を遵守した形で、訪問介護タクシーを開業(時間制)
移動手段だけでなく、御用聞き、荷物持ち、乗降介助も込みで実施。
仕事で大事なのはスケジュール管理。
公務員時代には意識しなかった利益を出し納税する事がテーマ。
3.グループワーク
「コミュニティデザインを考える」
講師お二人の講話が白熱し、時間延長したこともあり、
グループワークは質疑応答の時間とした。